福岡県飯塚市の日本在宅医学会専門医研修施設医療法人楽生会松口循環科・内科医院

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クリニック日記

「訪問診療医のご紹介」

2017.03.07

No. 11 江原 昌弥  (えはら まさや)先生
    【総合診療科】
{特技 ・ 趣味} 歌うこと、野球観戦、読書
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「訪問診療を経験して」
急性期病院勤務では、自分が提供している医療と患者さんの生活との連続性という
繋がりが見えていなかったと思います。訪問診療を通じて病院での医療と実生活の
間のギャップを感じ、そのギャップをどの様に埋めるか考えていく訪問診療の視点は
大変勉強になりました。

「将来どのような医師を目指したいか」
「それは専門外だから診れません。」と言わず、「私が診てみましょう」と言える
医師になりたいです。


^-^在宅診療時間
江原先生は、初めて在宅訪問診療に出るということで
患者様の診療をするペース配分に悩まれていました。

病院の診療と違い患者様の生活スペースにお邪魔をして
診療を行います。そして移動時間が訪問診療の場合かかってきます。
どのようなルートで訪問診療に行くか、なるべく同じ地区の患者様
を効率よく訪問診療して行ければ良いのですが、全てが都合よく
回ることが出来るわけではありません。
参考までに・・・

田舎の良い所
・渋滞が少ない
・距離があっても信号が少ない為、移動時間がかからない
・駐車場に困らない(土地は十分にある)

不便なところ
・昼と夜では別世界(真っ暗・・・)
・地図1ページ山道で患者様の家に行く地図が巻物になる
・目印がカーブミラー、石碑、もしくは無い
・隣近所が同じ名字でわかりにくい
・獣の飛び出しに注意

田舎の訪問診療は移動時間と診療時間コミュニケーション時間が重要です。