福岡県飯塚市の日本在宅医学会専門医研修施設医療法人楽生会松口循環科・内科医院

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クリニック日記

「在宅ばい!初期研修2年目」

2016.08.06

№7   北出 一季  (きたで かずき)先生です。

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{将来どのような医師になりたいか}
元々”pain"というものに興味があり、手術になり"Pain"を緩和することが
できる(かもしれない)整形外科に魅力を感じています。
勿論Physicalだけでなく、spritual,socialにも目を向けるマインドを持ち
続けて仕事をしたいです。

{訪問診療に行った感想}
実際に患者様の家に足を踏み入れてみると、病気以外にも多くの
問題や悩みを抱えている患者様やその家族の姿が、まざまざと
見えてきました。
普段私たちが病院で患者から聞く”主訴”は悩みの一部でしか
無い事を実感しtotal painの緩和の為には各々が役割を持った
多職種の人々との連携(いわゆるチーム医療)が重要だと再認識しました。


(^-^)施設の訪問診療に行った時の出来事、生田先生の訪問診療に同行し
施設についてすぐに、緊急コールが入りました。生田先生は緊急コール先に行くことになり
施設の訪問診療は、北出先生にお願いすることになりました(^-^)
””初めて行った訪問先で、しかも研修中ですが!!
””いきなり一人で診療って・・・・・ええええ~!!!””  
突然診療をすることになり動揺されたのではないでしょうか?

この施設には、常勤の看護師がおり患者様の日々の状態の把握は出来ている。
そして、当院からの看護師が訪問診療の介助を行う。院長はこれならば後期研修医一人
でも大丈夫だと判断しました。
このように、初めて行った訪問診療先でもサポート体制が整っていれば、病院の外来診療と
変わらないのではないでしょうか?
それ以上に、その患者様の状態を把握している医療者がいるという点では、新患さんを
診るより遥かに情報があるのではないでしょうか?
訪問診療は診療を行う場所が家というだけで、病院の外来診療と変わらないと思っています。