診療案内
2016.06.21
初対面の患者様の訪問診療に行きました。
「先生 私はね死ぬことは、ぜ~んぜん怖くないんですよ、
83歳まで生きてきて、もう十分! ただ痛いのは嫌です」と話されます。
末期癌の患者様です。
初対面とは思えないほどフレンドリーな患者様です。
昔近所に住んでいた小学生に通知表をもらったことがあるのと嬉しそうに見せてくださいました
その通知表が面白い!
「私 犬が嫌いでね」と言われる患者様はヨークシャテリアを2匹飼っていて
今では、家族と話してくれます。
生活面
わんこも家族の一員と思い、一緒に生活できる→ もう少し
わんこに話したり褒めてあげたりできる→ できた
扱い方
わんこが吠えた時の扱い方が優しくできる→ できない
わんこが部屋を抜け出したとき優しく連れ戻すことが出来る→ よくできた
良かったところ
1学期・・・少しだけどわんこに話しかけることが出来ました。その調子で頑張ってください
思ったこと
1学期・・・わんこが外に出た時に蹴ったり ハエ叩きで押し入れるところが良くないです。
次からは優しくしましょう。わんこは犬でも家族です少なくとも ニコルやジュエルには優しくしましょう。
この子は、将来小学校の先生になると言ってた。おばあちゃん(患者様)の家の近くの小学校の先生になったら
ここから通ったら近いからいいでしょうと言われた。嬉しくてね~と目を赤くし話していました
とても人を引き付ける魅力のある患者様です。たくさんのお友達がこの患者様のお見舞いに
くるのだろうな~と思いました。
*クリニック日記の事を話し今日の事を書かせて欲しいとお願いすると快く引き受けて下さり
実名も顔の写真も載せていいよと言ってくださいました、ありがたいことです。 訪問診療にほっこりしました