診療案内
2016.06.18
№4 赤星 和明 (あかほし かずあき)先生です
{将来どのような医師になりたいか}
地域のニーズの合わせて何でもできる医師。
{訪問診療に行った感想}
病棟業務と異なり、患者様の生活を直接見ることが出来て
どの診療も印象的でした。また短い間でしたが訪問診療のやりがいと
必要性を改めて認識できました。
初期研修終了後も、自治医大卒業生として恥じぬようより良い地域医療
を目指して業務に励みます。
(^-^)訪問診療で安定している患者様は初期研修医に診察を担当して
もらいます。患者様の家に伺い診察をしていると「今日の朝から急に
鼻からほっぺにかけて赤くなりました」と娘様より報告がありました。
確かに見てみると、鼻から右頬にかけて赤い太線状の発赤が見られます。
触れてみても熱感も痛みの訴えもありません発熱もありません。指導で一緒に
行った先生と話し合い、痛みはないが可能性として考えられる疾患を導き出し
家族に説明をし痛みはないが抗生剤治療を開始することにしました。
全ての訪問診療を終え夕方、家族から電話が入り、先程から熱が出てきた為
どのようにしたらよいのか?と問い合わせです。
患者様が手持ちで解熱剤と坐薬を持っていたので、その薬を飲んで様子をみ
てもらい、翌朝電話で状態確認となりました。
時間が経過し新たな症状が出てきて、益々疑った疾患に状態近づいてきました。
赤星先生が言った言葉が印象的でした。「念の為薬を処方してよかった、病院では
あまり処方はしないから」
そこです、病院でしない事でも在宅では行う。
病院ではすぐに処方をすることはない疑い病名でも、在宅医療では疑わしき時から
すぐに治療を開始することがあります。
それは在宅医療の患者様は病院に通院が出来ない患者様だからです。
この治療開始の判断を経験できた赤星先生の経験値はUPしたのではないでしょうか。
赤星先生の印象は、体育会系で上下関係の厳しい中を過ごしてこられ、その経験が
とても良くいかされていると感じました。教科書から学び、先輩から指導を受け学び
先輩の手技を見て学び、経験したことを分析して評価して、また次につなげていく
このサイクルをとても上手にしている先生だと感じました。
*写真を撮る際とても緊張して笑顔が引きつっていました。後期研修医の先生になると
写真撮りになれてくるのか、シャキッと素敵な笑顔が出来るようになりますよ
頑張ってくださいw