福岡県飯塚市の日本在宅医学会専門医研修施設医療法人楽生会松口循環科・内科医院

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クリニック日記

「訪問診療医のご紹介」

2017.09.30

NO.14   木村 衣里   (きむら  えり)先生
   【緩和ケア科】
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「なぜ医師になろうと思ったか」
高校生の時に、緩和ケア病院の見学に行き
以前から 生まれてきたからには、人の為になる生き方をしたいと
考えており、高校生から緩和ケア医を目指しました。

「医師になって感じたこと」
治すこと、人の為に出来ることが増えたように感じる一方で
どうしようもできない命の理不尽さに直面にすることもあります。
また、医学が進歩するにつれて病を完全に治療できず、病と
共存する時代になってきています。その中で病とともに一人ずつの
生き方に寄り添っていきたいと思います。

「将来どのような医師になりたいか」
病気になる前のその方の生き様や価値観も大切にする医師になりたい。
内科一般を学び続け緩和ケア、慢性疾患に対応する医師でありたい。

「松口循環器内科の印象」
約1年間にわたり、週に2日 沢山のスタッフの方と働かせていただきました。
自宅で病とともに過ごすことで、患者さん・家族も病院で見るのとは違った
姿に見えました。厳しい病状で声を掛けるのも辛い時、寄り添い続ける松口先生
やスタッフの強さと優しさから、沢山学ばせていただきました。
また数か月後戻ってきたいと思っています。

^-^
約1年という長い期間お疲れ様でした。
病院からの受け持ち患者様を在宅へ移行し、訪問診療を行う。
このスタイルは、患者様・家族にとってどれだけ心強く感じたことで
しょうか。
 初めの頃は、慣れない環境の中でスマホ片手に頑張って
診療されていましたが、訪問診療を重ねるごとに明るく・優しく・時に強く 
在宅看取りを成し遂げた患者様家族と涙ながらに語りあう姿は、
「まさに人の為になる生き方をしたいと考えていた」先生の思いが伝わってきました。
また、一緒に働ける日を楽しみにしておきます。
お疲れ様でした。