診療案内
2016.08.24
8月19日(土)に松口院長が「心不全と在宅医療」の講演を唐津済生会病院
で行ってきました。
約200名の参加者が熱心に講演を聴いて下さいました。
心不全は、胸水貯留による呼吸苦症状と浮腫が著しく現れます。
心不全は、しっかりとした塩分制限と体重管理が重要になります。
心不全を繰り返す、そして入退院を繰り返す。
患者様自身の負担もそのご家族の負担も繰り返すことで大きくなっていきます。
松口循環器内科では、在宅医療を通じ多くの心不全患者のお看取りをしてきました。
その中でも2年間に渡り在宅医療を行い看取りをした93歳男性の話では、強い関心を
持っていただけました。
心不全治療のコツと在宅医療のコツが分かれば、末期心不全であっても在宅医療で
お看取りをすることが出来ることを皆様にお伝えできたのではないでしょうか。
最近では、心不全の緩和医療についての関心も高くなり様々な角度からの医療を
皆で共有し患者様に提供できることが出来ればと思っております。