福岡県飯塚市の日本在宅医学会専門医研修施設医療法人楽生会松口循環科・内科医院

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クリニック日記

「検査ばい!乳腺エコー」

2019.12.09

当院で、乳腺エコーを始めて1年になりました!

昨今、有名人が癌を患っていることを公表し報道されることが

多くなり、『癌』は誰にとっても身近な病気となっています。

特に日本人女性に増えている癌に『乳癌』があるようです。

 

 

私たち検査技師は、『飯塚病院中央検査部生理検査室』で研修をさせて頂き、昨年末から当院でも乳房エコーを実施しています。

 

実際、検査をしていると、

「最近、お乳が痛い」

「胸のコリコリが気になる」

「たまたま触りよったらここが硬いとよ、癌やなかろうか?」

と、乳癌を心配している患者様は結構いらっしゃいます。

しかし、

「どこに相談していいのか分からない。」

「痛くも痒くもない。どうもない。検査する時間がない。」

「交通の手段がなく、専門の病院に行けない。」

様々な理由で検査が先延ばしになっている方がいらっしゃいました。

 

乳癌エコー検査を始めてこの1年で乳癌の見つかった方が5名おられました。

乳癌の進行はステージⅠ(しこりの大きさが2cm以下でリンパ節転移なし)

の診断で初期段階でした。

<乳癌StageⅠ>

 

『乳癌』は初期段階で治療すれば、生存率が高いと言われています。

その乳癌発見に有力な手段である乳腺エコーは、

10分くらいで受けられる気軽な検査です。

ぜひ、気になることがあれば、当院へご相談ください。