福岡県飯塚市の日本在宅医学会専門医研修施設医療法人楽生会松口循環科・内科医院

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クリニック日記

「在宅ばい!初期研修医2年目」

2017.01.20

№14  三股 佳奈子  (みまた かなこ)先生です。
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{将来どのような医師になりたいか}
地域を支える救急医

{訪問診療に行った感想}
私の出身地である宮崎でも、地域医療の発展にたくさんの医療スタッフが関わり
患者さんその周囲の人々を支えている場面を学生実習などで見てきました。
医師になってこの約2年間は、病院で過ごされている患者さんしか診ていなかったので
久しぶりに在宅での生き生きと過ごされている患者さんの笑顔をみてその力、素晴らしさを
改めて感じることが出来ました。またいつか宮崎に帰って医療を提供する際には、ここで学ばせて
頂いた地域の人々の想いに寄り添った医療をしたいと思います。


^-^【聞き上手・引き出し上手・コメント上手】
患者様やご家族とどのようにかかわれば、信頼関係が気付けるのだろうか?
信頼関係があるのとないのとでは、在宅医療を継続していくことに大きく関係します。

医療者から診て、それは様子をみることが出来る症状だなと判断しても
信頼関係が構築していない医療者から様子を診ても大丈夫だと言われれば
不安が募ってしまうこともあります。
信頼関係が構築していれば在宅療養生活を安心して継続することが出来ます。

では、どうすれば患者様やご家族と信頼関係が築けるのか?
個別性のある対応が出来ることがもちろん必要ですが
「聞き上手・引き出し上手・コメント上手」この3点が出来ると
信頼関係UPに繋がるように感じています。
三股先生は、「大学生時代から在宅医療にかかわることが多かった」話され
宮崎大学でのお話をしてくださいました。
在宅医療に関わることが多ければ多いほど、信頼関係を築くことが上手になると思います。
三股先生は「聞き上手・引き出し上手・コメント上手」でした。
特にコメント上手は重要で、話を聞き 引き出したこと対して患者様が欲しかった
コメントにいかに近いコメントが出来るのか、三股先生はとても上手にされていました。
救急医を志望されているということですが、いつか在宅医療にも関わっていただけたらな
と思いました。