福岡県飯塚市の日本在宅医学会専門医研修施設医療法人楽生会松口循環科・内科医院

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クリニック日記

「在宅ばい!初期研修2年目」

2016.10.31

№11 石原 大輔  (いしはら だいすけ)先生です。
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{将来どのような医師になりたいか}
患者さんの診断から治療、緩和まで責任をもって診療できる
血液内科医になりたいと思っています。
患者さんはもちろん、ご家族の価値観なども考慮しながら、それぞれの
患者さんに合わせた思いやりある医療を提供できればと考えています。

{訪問診療に行った感想}
入院患者さんの治療とは違い、型にははめられない個々人の価値観に
合わせた医療を意識することが出来ました。
それを実現するには、基本的な医学知識はもちろんの事、
観察力、忍耐力、人間性など様々な能力が必要にると実感しました。
これを機に、今まで以上に医学的な事以外の能力を磨き、退院後の
生活やその人がどう命を全うするか、ということまで意識した医療を
提供していきたいと思います。
今回、訪問診療を通じて、多くの事を学ばさせていただき、忘れかけていた
気持ちも取り戻せたようにも思えます。
↑(大変よくできました と言いたくなるコメントですね)(*^▽^*)


(^-^)石原先生がボソッと一言
「病院の閉ざされた環境の中で診療するのと違い訪問診療は開放的ですね。」
印象的な言葉でした。

病院の中を閉ざされた空間と感じるのは、普段患者様が生活している
環境とは違う、治療に専念するための環境であることから
どうしても、閉鎖的な空間に感じてしまうのでしょうか。

自宅に帰ってくると長年住み慣れた環境に戻ってくるので
とても表情がリラックスしている患者様がいます。
そういった表情を見て、生活環境を知ったうえで診察をする。
「病院の中での診察では、患者さんが普段どのような生活をしているか
見えない、在宅では普段の生活環境が見えて診察できる、今まで
考えたことがなかった。」と石原先生は言われました。
自宅での生活が分かり診察をして療養のアドバイスができることは、
より患者様に合った医療を提供できますね。

ある高齢の患者様の訪問診療に行った時、「あら~先生たちは双子?」と
言われていました。 確かに大きく分類すると似ているのかな~~(*'▽')
IMG_3306 工藤先生と石原先生(ツインズw)