福岡県飯塚市の日本在宅医学会専門医研修施設医療法人楽生会松口循環科・内科医院

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クリニック日記

「在宅ばい!初期研修2年目」

2016.09.12

№8   倉岡  沙耶菜  (くらおか さやな)先生です。

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{将来どのような医師になりたいか}
救急車で運ばれてきた患者さまの初療と、その後の管理まで出来る
医師になりたい。

{訪問診療に行った感想}
医師だけでなく、様々な職種の方々が協力しあうことで在宅医療が成り立って
いることを実感しました。限られた物品、資源の中で医療を行うことは非常に
大変ですが一人一人の患者様としっかり向き合うことができ、とてもやりがいがある
と感じました。

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先輩先生方から「介護認定審査会」についてレクチャー
実際審査に携わっている先生方からのお話は貴重ですね。


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認知症で二人の娘様と在宅療養をしています。
住み慣れた家でリラックスして生活されています。
笑い声がよく聴こえる家です。

 

(^-^)訪問診療に行くと、普段の生活の場での診察となります。
普段の生活が分かり、その環境の中で診療を行うと病院に受診した時には
見せない顔を見せてくれることが多いです。いわゆる「よそ行きの姿」では
ない、家にいる時の患者様の姿です。病院に行くとなれば、それなりの服装に
着替え身なりを整え、他の患者様もいるの為に「しゃんとしなきゃ」と気を張る。
そういう構えで来た患者様から、得る情報は普段の患者様とは違っていたり
しっかりしているように見えると思います。ご家族の付き添いがあり「家では
違うんです」と言われることもあります。目の前にいる患者様は「しゃん」としているので
外来診療では見えない部分も出てきます。
訪問診療に行くと、普段の生活の場での診療になるので生活背景をみながらの
診療になります「しゃん」としていても生活の場をみれば見えてくるものも沢山あり
外来診療では見えなかった部分が見え、しっかりと向き合うことが出来ると感じる部分
だと思います。
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